月経とは異なる膣からの出血のことを、不正な性器出血(不正出血)といいます。
月経がある方の場合と、閉経後の方の場合で、原因がことなります。

排卵出血: 月経が終わって、次の月経の2週間前くらいのタイミングで、1~3日少量の出血することがあります。病的な意味はなく、毎回あるわけでもないため、判断に迷うことも多いかもしれません。

女性ホルモンバランスのくずれ: 月経はナイーブなため、疲労やストレスで女性ホルモンのバランスがくずれることで、月経が来なくなったり、止まらなくなったり、月に何度か来ることもあります。更年期も女性ホルモンが乱れるため、月経異常が起こりやすくなります。

子宮腫瘍: 子宮や子宮頸部に腫瘍があったとき、出血が止まらなくなったり、出たり止まったりを繰り返すことがあります。子宮筋腫のような良性の病気から悪性の病気まで、原因はさまざまです。

その

月経再開: 閉経後の数年は、再び月経が再開することはあります。

膣炎: 閉経後、膣内の女性補ホルモンが低下することにより、膣に炎症を起こして出血することがあります。

子宮腫瘍: ”子宮頸がん” や ”子宮体癌” など、悪性の病気があります。

その他

不正性器出血の原因は、上記のようにさまざまですが、悪性の病気がかくれていることもあります。実際、怖くて受診できず手遅れになっている方もおります。特に閉経後の出血は問題になること多くあります。自己判断せず、一度は婦人科受診をおすすめします。

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